ABOUT

先端産業と社会を支える自負を持ちながら、
未来をポジティブに切り拓いていってほしい

当社は日立造船グループの一員として、半導体やエネルギーといった先端産業を支える真空バルブやラプチャーディスクなどの設計・開発から製造、販売、メンテナンスまで一貫して手掛ける企業です。昨今の半導体需要の拡大は当社にとって追い風となっており、年商も100億円規模に達するまでになりました。しかし、何事にも山があれば谷があるものです。現状に満足することなく、時代の一歩先を見据えた製品開発やマーケティングに取り組み続けたいと考えています。

その一環として、当社では堅実に成長をし続けるビジネスモデルを視野に入れた中期経営戦略の策定を進めています。現在は中堅、若手職員を中心に中期経営戦略プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトメンバーの社員たちと共にあらためて自社の強みや今後の可能性について、熱い議論を交わし、未来を切り拓くためのビジョンを描いているところです。

とはいえ、当社の真髄がモノづくりにあることは揺らぎません。設計から部品の製造、そして組み立てに至るまで、ワンストップで対応できるのが、モノづくり企業としての当社の強みであり、今後もこの強みを軸にしたビジネスを展開していきたいと考えています。しかし、企業規模や時代の変化に応じて、これまで以上に人事や総務、経理、それからDXの推進といったことにも注力していく必要があるのも事実です。今後はそういった分野の人材も拡充していきますので、ぜひとも専攻に関わらず、文系の皆さんにも当社のビジネスに関心を持っていただきたいと思っています。

中には「専門性が高そうだ」と気後れする方もいるかもしれませんが、当社には日立造船グループの研修プログラムをベースに、新入社員向けの研修はもちろん、年次やキャリアに応じた研修を受けられる仕組みがあるので安心してください。また、キャリアについても、一人ひとりの希望と適材適所に配慮し、意欲的に仕事に取り組めるような体制を構築しています。また、業績が急伸している時だからこそ、さまざまな事業やビジネスにチャレンジできる絶好のチャンスでもあり、自ら新たなビジネスを切り拓きたいという意欲を持った方も積極的に受け入れたいと考えています。

私たちが手掛ける製品はニッチではありますが、社会になくてはならないものです。身近なところでいうと、自動車やスマートフォンなどに使用される半導体の製造には欠かせないものであり、その市場は世界に広がっています。そのため、当社においても国内のみならず、アメリカや中国、韓国等に拠点を有し、グローバルにビジネスを展開しています。ぜひとも入社されましたら、そのことに誇りを持ち、「自分たちが世の中を支えている」ということを自負しながら、ポジティブに業務に取り組んでいただければと思います。

世界情勢の変化が目まぐるしく、混乱する中、学生の皆さんも言いようのない不安に駆られていることでしょう。ですが、当社は半導体活況の中、地域にしっかりと根を下ろしながら、グローバルに成長を遂げ続けており、ビジネスチャンスにも恵まれています。まずは企業訪問や面接などで、この勢いを肌で感じてみてもらえれば幸いです。