Machining
Technician

機械加工
2013年入社

Ｙ.Ｎ

入社後、携わっていること

社員同士が仲良さそうに働いている様子に惹かれて入社

私は子どもの頃からモノづくりが好きで、プラモデルやラジコンにハマり、その流れで茨城県内の工業高校に進学しました。そして、機械加工にかかわる仕事に就きたいと考えていた時にブイテックスの求人が目に入り、まずは会社見学に行ってみることに。当時はとにかく機械加工に携わりたいという一心で、正直、ブイテックスが何を作っている会社なのかといったことまで考えていませんでしたし、「学校にも近いし、ちょうどいいな」くらいの感覚でした。

ところが、実際に足を運んでみると、工作部門の社員の皆さんが仲良さそうに働いているのが好印象で、すぐに志望を決意。その後、選考を経て採用となったわけですが、実をいうと私はあまり大勢の方とコミュニケーションを取るのが得意ではなく、少なからず不安も抱いていました。でも、ありがたいことにブイテックスの職場は会社見学の時の印象通り、和気あいあいとした雰囲気だったので、すんなりと打ち解けることができました。

仕事のやりがい

難加工に果敢に挑み、技術とノウハウの共有をはかる

今は工作部門でステンレスやアルミニウムといった素材を加工する工作機械（マシニングセンタなど）のオペレーションを担当し、当社の製品の部品を作っています。もともとモノづくりが好きなこともあって、効率的な作業プロセスやプログラムを考えたり、徐々に部品が仕上がっていく過程をチェックしたりするのはとても楽しいですね。

とはいえ、最初の頃は右も左もわからず、戸惑うことも多々ありました。振り返ってみると最初のうちは自分が作っている部品がどう使われるかも分からないまま工作に取り組んでいたように思います。ただ、先輩方に教えてもらって、自分の作業の意味が分かるようになり、徐々に完成した製品を意識しながらモノづくりに励めるようになっていきましたし、モチベーションも上がっていきました。ちなみに、工作部門の社員の年齢層は20代から50代後半くらいまでと幅広く、技術に関しては主にベテランの先輩方に教えを乞うことになります。先述した通り、私はあまりコミュニケーションが得意な方ではありませんが、それでも先輩方が休憩時間や帰社のタイミングに気さくに話しかけてくれたので、自然と分からないことがあればすぐに相談できるようになりました。

そうした中で、もっともやりがいを感じるのは難加工を成し遂げた時でしょうか。私たちの作業は基本的には工作機械を滞りなく操作・管理することなのですが、既存製品のカスタマイズや新製品の開発などの案件が入ると、設計部門の依頼に応じて、新たな部品の製造に着手することになります。場合によっては素材や機械の特性上、設計部門の希望通りに加工するのが難しいケースもあるわけですが、そういう時こそがエンジニアとしての腕の見せ所です。中でも印象に残っているのは入社した年に手掛けた難加工。形状が複雑で苦労しましたが、先輩に相談しながら何とか仕上げることができ、ブイテックスでの仕事に手応えを感じることができました。そのほか、普段あまり使用しない素材を加工する際にも苦労がつきものですが、そのつど先輩方と試行錯誤しながら困難を乗り越え、自身や工作部のノウハウにすることができているように思います。

今後について

自身のスキルアップとともに
後輩の育成にも注力したい

何よりももっと仕事を丁寧かつスピーディにできるようになりたいですね。先輩たちがやさしい分、ついつい頼り過ぎてしまっている部分があるので、自分で責任を持って難加工なども完結できるようになりたいと思います。また、後輩の育成にももっと力を入れたいと考えています。私もすでに勤続10年目となり、後輩の数もどんどん増えているので、自分が体で覚えている仕事をもっと言語化できるようにして、後輩たちに明確に伝えられるようにしていきたいと思います。

あとは、私生活をもう少しアクティブにしていきたいですね。実は数年前にロードバイクを購入し、アウトドアに乗り出そうと考えたのですが、なんだかんだでほとんど使わずじまいになっているのです。今はもっぱらテレビゲームで気分転換を図っているので、2022年こそはロードバイク＆キャンプに挑戦してみたいと考えています。